• Bracelet by Nanao Kobayashi
    「粒界 HIKING」と名付けられたシリーズ。美しいビーズやスパンコールが緻密に留めつけられたブレスレット。そのとき、その一瞬の有機的な想いを込めて作り上げられる世界。表情の変化を目で追いかけると、景色の移り変わりのように見えてくる。

  • Ceramics ‘Made in Kagoshima’ Planned by The Inoue Brothers, Art Work by Julien Colombier, 2017
    デンマークのデザイナーThe Inoue Brothersが鹿児島のものづくりに共鳴し生まれたデザインの掛け合わせ。桜島の黒灰を釉薬に用いた城戸雄介(ONE KILN CERAMICS)の磁器に、フランスのアーティストJulien Colombierが絵付けした。

  • Chandelier by Kazumi Tsuji
    辻 和美によるガラスのシャンデリア。一つひとつ作られたプレートを、彫金師による骨組みにかけて完成する。密かに一枚だけ加えられた水玉模様のプレート。ふと気づく楽しみをひっそりと。

  • Canoe by André Rießler (Holzstoff) Potsdam, Germany
    一人で工房を営む男性がつくる、木製のカヌー。内側の肋木、釘の打ち込み、横顔となる曲線、全てが緻密に設計され機能しながら、美しさを備える。

  • Table designed by Alvar Aalto, Artek 80A
    L字型の曲げ木による脚(Lレッグ)がアイコニックなAlvar Aaltoデザインのテーブル80A。1935年のデザイン初期のヴィンテージ。シンプルな構成ながらライトグレーのリノリウムの天板がスマート。時の経過がそのライトグレーの枯れた表情を生み、佇まいをやわらかにしている。

  • Bear Chair designed by Hans J. Wegner, dressed in minä perhonen dop
    ハンス・ウェグナーのベアチェア。1950年にデザインされ、その包み込まれるような座り心地は、アームレストのかたちと共に熊に抱かれているようだと形容され、パパベアチェアと呼ばる。ミナ ペルホネンのテキスタイルdopを張った。スタンダードモチーフのtambourine刺繍が穏やかに彩る。

Photo by Kazuhiro Shiraishi